京都府、京都市、(公財)京都高度技術研究所の共同提案による国立研究開発法人科学技術振興機構公募事業である研究成果展開事業「京都地域スーパークラスタープログラム」は、長野、福井、滋賀の3地域との広域連携のもと、平成25年12月に開始しました。本プログラムでは、先進パワー半導体として有望なSiC(シリコンカーバイド)に注目し、SiCパワーデバイスの本格普及と社会実装を促進し、「クリーン・低環境負荷社会を実現する高効率エネルギー利用システムの構築」を目指してきました。

このたび、本プログラムの事業期間である5年度間が終了することから、本プログラムの総括を行うと共に今後に向けた議論を行うことを目的としたフォーラムを平成29年11月10日(金)にホテルグランヴィア京都にて開催しました。

当日は、京都市の門川大作市長、京都府商工労働観光部長の兒島宏尚氏の主催者挨拶のあと、本プログラムの西本清一代表研究統括から活動実績と今後の展望に関する紹介があり、その後4件の発表とパネルディスカッションを行いました。
さらには、会場内にこの期間に誕生した成果物の展示を行いました。
156名(一般参加者105名、関係者51名)の参加者のもと熱気に包まれたフォーラムを盛況裏に終える事ができました。

<当日の発表テーマと発表者>
1.京都地域スーパークラスターの活動実績と今後の展望
 西本 清一 氏(京都地域スーパークラスタープログラム 代表研究統括)

2.「パワエレ応用回路設計」を基盤とする実装モジュール開発
 舟木 剛 氏(大阪大学大学院工学研究科 教授)

3.次世代パワーデバイス開発と産産学連携による実装製品開発の推進
 中村 孝 氏(ローム株式会社 研究開発部 主席研究員)

4.次世代マイクロスマートグリッドシステムの開発と国際ビジネス展開
 今井 尊史 氏(株式会社アイケイエス 代表取締役社長)

5.次世代パワーエレクトロニクスを活用したインテリジェントモータの開発
 福永 泰 氏(日本電産株式会社 専務執行役員)

6.パネルディスカッション
-産産学連携オープンイノベーションの『京都モデル』構築から『SiCパワエレ産業クラスター』形成へ-
・モデレータ
 西本 清一 氏(京都地域スーパークラスタープログラム 代表研究統括)
・パネリスト
 今井 尊史 氏(株式会社アイケイエス 代表取締役社長)
 坂本 修一 氏(文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課長)
 福永 泰 氏(日本電産株式会社 専務執行役員)
 舟木 剛 氏(大阪大学大学院工学研究科 教授)
 松波 弘之 氏(京都大学 名誉教授/国立研究開発法人科学技術振興機構 産学連携アドバイザー)